日本の専門学校において、また本校の教育理念を実現するためには、異文化理解、実践的なスキルの習得、就職支援、日本社会への適応を重視する必要があります。
そこで、本校では国際的な視点を持ち、社会で即戦力となる人材を育成するための「ディプロマポリシー(DP)」「カリキュラムポリシー(CP)」「アドミッションポリシー(AP)」を先進的かつ具体的に設定し、学校運営上の指針としています。
① ディプロマポリシー(DP:卒業認定・学位授与の方針)
本校では、グローバルな視点を持ち、日本および国際社会で即戦力として活躍できる人材を育成することを目的とし、以下の能力を身につけた者に卒業資格を授与します。
a. 実践的な専門知識・能力の習得
• 各専門分野(国際ビジネス、流通貿易マネジメント、観光・ホテル)において、業界が求める実践的なスキルと知識を習得する。
• インターンシップ等を通じて実務経験を積み、卒業後すぐに企業で活躍できる能力を身につける。
b. 日本語能力とビジネスコミュニケーション力
• JLPT N2レベル以上の日本語能力を持ち、業務に必要な日本語コミュニケーションスキルを習得する。
• 日本企業で求められる報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の文化を理解し、適切に対応できる。
c. 異文化理解と国際的な視野
• 日本と母国の文化の違いを理解し、多文化共生のマインドを持つ。
• グローバルな環境で柔軟に対応できる異文化適応力を身につける。
d. 問題解決能力と主体性
• 課題発見・解決能力を持ち、自ら考え行動できる主体性を身につける。
• チームワークを重視し、多様な価値観を尊重しながら協働できる能力を養う。
e. キャリアデザインと就職力
• 日本またはグローバルな就職市場において、自らキャリアを切り開く力を持つ。
• インターンシップや企業との連携を通じて、実際の職場環境を経験し、適応力を高める。
② カリキュラムポリシー(CP:教育課程編成・実施の方針)
本校のカリキュラムは、「専門知識・能力」「日本語・ビジネススキル」「キャリア支援」「異文化理解」の4つの柱を軸に構成されます。
a. 実践重視の専門教育
• 実際の業界での実務や課題を想像しながら、実践的な授業を展開する。
• 企業連携型プログラムに取り組み、インターンシップ等にも積極的に取り組む。
• 各分野で最新のトレンドを反映したカリキュラムを導入する
b. 日本語教育とビジネススキルの強化
• 業界別のビジネス日本語教育を重視し、実務に直結する言語能力を強化。
• プレゼンテーション能力、交渉力、文章作成力を養う授業を組み込む。
• 日本語学科では、認定日本語教育課程の目的、目標に掲げる内容に照らした目標設定した内容を組み込む。
c. キャリア支援の徹底
• キャリアデザイン科目を1年次から導入し、就職活動の準備を早期に開始。
• 履歴書・職務経歴書作成指導、模擬面接、企業訪問をカリキュラムに組み込む。
d. 異文化理解と多様性教育
• 異文化間コミュニケーションを強化するプログラムを導入。
• チームワークやリーダーシップを学ぶグループワークを多く取り入れる。
③ アドミッションポリシー(AP:入学者受け入れの方針)
本校では、学習意欲が高く、日本社会や国際社会で活躍したいと考えている留学生を受け入れます。 入学希望者は、以下のような資質・能力を備えていることが求められます。
a. 日本語能力
• JLPT N3レベル以上(またはそれに相当する日本語能力)を持つこと。
• コミュニケーションを学ぶ意欲があり、学習を継続できること。
b. 専門分野への関心と向上心
• 学びたい分野に対する強い興味を持ち、積極的に知識を吸収する姿勢があること。
• 専門的なスキルを身につけ、実社会で活用したいという意欲を持っていること。
c. 異文化理解と協調性
• 多文化環境で学ぶ意欲があり、異なる価値観を尊重できること。
• 日本社会での生活に適応しようとする前向きな姿勢を持っていること。
d. 就職・キャリア形成への意欲
• 卒業後に日本または国際的な舞台で活躍したいという明確な目標があること。
• インターンシップや就職活動に積極的に取り組む意志があること。